超磁歪(ちょうじわい)素子

鉄やフェライトなど強磁性体に磁界を加えて磁化すると、外形がわずかながら伸縮してひずむ現象を磁歪(磁気ひずみともいう)といいます。超磁歪素子は通常の強磁性体より、約1000倍も伸縮の度合が大きな材料です。圧電体も電圧によって似たような変形を示しますが、超磁歪素子は寸法変化が大きいだけでなく、高速応答・高エネルギー変換量という特長もあわせもっています。