IP

intellectual property
設計資産。本来は「知的財産権」(IPR:IntellectualProperty Right)の意味だが、これと区別するため、半導体分野ではCPU やメモリ、信号処理回路などICを構成する機能ブロックを「IP」(設計資産)と呼ぶ。IPにはその機能ブロックのハードウェア(論理回路図、ICレイアウト図など)、およびソフトウェア(ドライバソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアなど)がある。ハードウェア回路を「半導体IP」、ミドルウェアなどのIPを「ソフトウェアIP」ということもある。動作が確認されている既設計の回路ブロック(半導体IP)を利用すると、新たに回路を設計するよりも効率的で設計期間が短縮できる。
→IPプロバイダ、VCX