サーボモータについて
一般的に電磁モータは下記のモータを指します。
その中でステッピングモータ以外で制御をしているモータをサーボモータと言います。
サーボとは「言いつけどおりに忠実に働く」という意味合いで、サーボモータとは回転位置や回転速度などを制御できるモータを指します。
回転角度を制御できるのはステッピングモータと同じですが、制御方法が下記の様に異なります。
サーボモータはエンコーダで検出した情報をコントローラにフィードバックする事で位置を制御しており、精度の高い制御が可能となっています。
サーボモーターの用途
現在、サーボモーターは玩具のラジコンからロボットの関節、自動ドア、大型の工作機械など多岐に渡る場所で使われています。
モーターの大きさは必要とされるモータ容量によって様々です。
下は数十Wから上は数十万Wと容量の幅は広く、それぞれに個別の生産ラインを敷くことは難しく、容量・大きさが近い物は同じラインで製造されます。
サーボモータの検査
サーボモータの製品特性は位置・速度・トルクを正確に制御する事です。
工程が多くあるため、不良の早期発見の為、製造途中でもその特性を検査しています。
検査装置に繋がる電力供給とエンコーダ制御用の2本のケーブルをサーボモータに繋ぎ、実際に動作をさせ検査をします。
先に記載した通り、ある程度容量の近い物は同じラインで検査しますが、近いと言っても容量が違えば、電力量が違い、必要とされるケーブルの耐電圧も違ってきますし、コネクタのサイズも変わります。
その為、モータメーカ様ではその製品に対応したケーブルを用意して検査を行っています。
10種類の製品を作っているのであれば10種類のケーブルが必要になり、生産数の少ない製品であれば、そのケーブルは割高になってしまう為、少なくないコストが発生してしまいます。
そこで弊社ではケーブルを共通化できる様に中間コネクタを製作しております。
ケーブルを共通化する事でまとめ発注でのコストダウン、在庫管理手間減少、及び、破損率の低いケーブルで共通化する事で全体破損率の低下が期待できます。
御社でも検査用ケーブルのコストダウンを検討してみませんか。